大河ドラマ「いだてん」 第4、5回「小便小僧」「雨ニモ負ケズ」感想(ネタバレ注意)

おぐらは、学ラン派か、ブレザー派かと
聞かれたら、迷いなく、
「学ラン派」と答えます。
ありがとう、いだてん。
                                  🐣

遅れ気味の感想…ついにまとめだしたぞ😅

第4回は録画を消してしまったんで、見直しができないので…なんとなくの記憶で…
第5回メインの感想です。

とにかく…ここまで見て、
やっぱり思うのが、

「クドカンすごい!」

ということ。
今さらかもですが。

・え?ポスト回った?何あれ?
→調べたら当時「回転式ポスト」ってのがあったらしい…

・美川のセリフ、ちゃんと漱石を読んでいる人でないと、書けない。

・羽田運動場の建設労働者の中に
中国人労働者、苦力(クーリー)が…!!

第4回のこの辺のことからしても、
「クドカン、めっちゃ勉強してる…!」
というのがわかって、
ほんまにすごいやん…!と感心しきり。

また、伏線の張り方も細かい…

「五りん」の母の昔の勤務先が、
四三が足袋を作ってもらった播磨屋だった、
とか…

この後の展開にどうつながって
いくんだろう…わくわく😃
個人的にツボだったのが、
徒競走のスタート合図。

現代なら
「位置について、用意、ドン(銃声)!」。

ドラマでは
「支度して、よござんすか、
バーン(銃声)!」。

「支度」って…「よござんすか」って…(笑)
歯切れ悪いな😅

余談ですが、高校現代文の教科書で
必ず扱われる夏目漱石の「こころ」。
これを思いだしました。

主役の「私」が、好きな人をお嫁にもらいたいと、その人のお母さんに頼むシーン。
そのお母さんが快諾する時のセリフが
「よござんす」。

これ、同じ教師仲間の先生が、
「生徒が『よござんす』を面白がってやたら使う」って言ってました(笑)

なんだか愉快な響きですもんね。
どうでもいい国語教師的エピソードでした🤭
三島弥彦「いっちょ行きますかー」
投げられた上着に群がる取り巻き女子たち。

完全にジャニーズアイドルです!
生田斗真がはまりすぎてセコイっす!
アリエールでしょ👕🌀
予選会で優勝した当日、
四三はまた勝つための研究をする。
勤勉と探究心、美しい。 
今こういう地道な研究を
根気よくやれる人は少ない。
夢中になっていたら、いつの間にか朝に…!
柱には「消灯時刻を守りましょう」の
文字が…演出細かいなぁ!✨
写真屋さん「世界を意識した顔してー」
なんやその要求(笑)
で、この顔。

勘九郎さんすごいなぁ。

田舎者で無骨のようでもあり、
また人の良さそうな朴訥さもあり、

それでもなお、
精悍な、大河の主役らしい凛々しさも
しっかり見せていて…

役作りに対して、
ほんとうに誠実に、また楽しんで
取り組んでいるのだろう。
四三が新聞に載っている、
と喜ぶスヤさん…💓
綾瀬はるかの透明感が半端ない… 

SKⅡのおかげだけじゃないよ、
やっぱり人柄だよ…
しかし細部までよく作られているわぁ…

2回目にチェックしてて気づいたんだけど、
これ、徒歩部顧問の可児先生が、
酔った勢いで、永井舎監を揶揄するところ。予選会での永井のあいさつ「生きて帰ってこいー」を真似します。

「あ、可児は永井の真面目すぎるところを実はバカにしてたのか」という人物関係がなんとなく見えるのですが…
2回目見返したら…

永井がそのセリフを生徒たちに言っている場面で、可児の冷めた顔が一瞬抜かれていたー!

この時、永井の仰々しさに、可児はちょっと反発を感じていたのかもしれないね。

すごいなー細かいよ、演出。
美川も、こっそりと四三の栄誉に拍手送ったりして。
なんだ、ただいい加減なやつではなく、
ちゃんと同郷の友人の活躍を祝える優しい心を持っているんやね。
さらにどうでもいい細かい話。
これ、学校の体育大会(雨の日)あるある。
来賓席のテントに水がたまるやつ(笑)。
落としたら、意外と水の勢いがすごいんよね。
この時の神木きゅんの表情いい😍 
師匠が、「芝浜」ではなく、
オリンピック予選会の話をし始めた時の 
わくわく感を、さりげなく見せてくれる。

ちなみに私、神木くんのことは
「神木きゅん」と呼んでしまう。
神木きゅんがキュートすぎるのがいけない。

いや~しかしほんまに芸が細かい、
いだてん!
次回予告…あっ阿部サダヲ!✨
おおーっ!楽しみだぁ!

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