泣いたー泣いたー泣かされたぁー😭✨
あんなんあかんわー泣くやんそりゃー
感想書きながら
何回泣いたかカウントしてみたろー
というわけで、
第8回「敵は幾万」、感想、始まるよ!
「郵便為替では送れんばい!」
オリンピックの費用をわざわざ熊本から
東京まで持参したお兄ちゃん。
びくびくドキドキしながら
大事に抱えてもってきたんだろうなぁ…
そのお兄ちゃんの道中を想像するだけで、
なんだか切なく、
いとおしいような気持ちになる。
お金のやりとりも買い物も、ネットやカードで簡単にできるようになった今の世の中にはないドラマが、そこにある。
私たちは便利さと引き換えに、
さまざまなものを
「感じる」機会を失っている。確実に。
キャッシュレス時代到来を
ひそかに危惧する者のつぶやき。
スヤさんの姑になる予定の幾江。
大竹しのぶが大女優すぎる✨
「たかがかけっこに
そこまでする必要あるんですかい」
無駄に愛想よくすることはない。
しかし、実次のひたむきな訴えに耳を傾けるくらいの、懐の深さはある。
また、スヤという人間を
まるごと認めているらしく、
この人の頼みなら、と大盤振る舞い。
よき人物を見抜き、その人を信頼し、
大事なものを託す大胆さ、
豪気さを持つ…。
出番もちょっとで、多く語ることもないけれど、その人物が何を考えているかわかるし、
人柄の魅力も伝わってくる。
脚本の良さもあるけど、やっぱり役者の
演技があってこそ、これだけ重厚なシーンが出来上がるのだと思う。
大竹しのぶ、カッコいい❗
🐣
さて、お金を工面してくれたのは
家族だけではありませんでした。
学校のみんなも四三の後援会を作り、
1500円もの寄付金を用意していました!
美しい友情…✨
はい、ここ、泣き1回目!
🐣
さて、可児さんと永井さん。
自分たちがストックホルムに連れていって
もらえないことについて、
まだグチグチ言ってた、この二人(笑)
「あに図らんや、アニコだよ!」
「あの青い目の年増!」
「豈(あ)に~や」は
漢文の反語表現で、「どうして~か」。
「あにはからんや」は
「思いがけなく、意外にも」
という意味です。
「アニコ」に掛けているんですね。
あー生徒たちがこれ見てたら、
漢文の説明のとき、この話使えるのにー
みんな見てないのよぅー😭いだてん~
おもろいってー!
永井「4年後、8年後、100年後、
この先オリンピック選手が何人出ようと、
誰がなんといおうと、第一号は、金栗四三!未来永劫、それは動かんのです!」
ほんとうに。
先駆者の栄光と苦労…。
誰かが一歩を踏み出すから道はできる。
ああー…
説教じみた、ありがたい言葉ではない。
単純に事実を述べているだけ。
それでも、この言葉は、私たちに
「歴史の重み」を感じさせてくれる。
はい、泣き2回目ー!
🐣
みんなの期待を背負ってがんばっていても、疲れて、あるとき不意に、
なんのためにがんばってんだ、自分。
…って我に帰るとき、ありますよね。
四三もつい弱音を吐いてしまいます。
生きて帰れるのか、
ただ体を鍛えるために走っていただけなのに、言葉も通じない遠い遠い外国に行かねばならない。不馴れなナイフとフォークで
ご飯を食べてまで…
昨夜の永井のセリフからの流れもあるのでしょう。実次兄ちゃんのセリフが光ってます。
「お前が行かんかったら後が続かん!
お前がそんな泣き虫なら、
100年後のいだてんも泣き虫ばい!」
自分だけのことを考えるのではなくて、
100年後の後輩たちのことを考える。
これって、人間が人間らしくある所以ではないでしょうか。
とかく自分の利益だけを考えがちな
私たち現代人。
しかし、世界は私たちのものだけじゃない。100年後に生きる人たちと共有している
という責任を、忘れてはいけないと思います。
はい、そして。
実次の言葉を受けたときの、
勘九郎さんの表情に見ごたえが
ありすぎる件。
諒解。了得。
噛みしめる。
静穏。
静かな決意。未来に思いを馳せる。
この間わずか3秒。
(はかったわけではない。だいたい(^^;)
この短い時間内で
これだけ豊かな表情のバリエーション。
さすが、親子二代で大河ドラマの主役を
張るだけのことはある…✨
お次はここ、泣きポイント、3回目。
別れ際の実次のセリフ。
「勝とうなどと思うな!
何も考えずに、走ったらよか!
順道制勝の精神ばい!」
この兄ちゃん、感情的なようでいて、
実は一番、冷静さを失っていない。
周囲が大イベントで浮き立つ中、
しっかりと真実を見つめています。
可児さんとか、酔った勢いとはいえ、
「勝利か、しからずんば死をあたえよ!」
とか言ってますからね。
この人…サブキャラと思ってたけど、
やらかし加減は主役級…(特にラスト・笑)
マスコミも、冷静ではない。煽ります。
四三は何も言ってないのに、
新聞記事には、彼の発言のように
書かれている怖さ。
「倒れて後止む」って…おいおい。
(古語の「止(や)む」には「死ぬ」という意味があります。)
周囲がね、変に盛り上がっちゃいますから…
国の威信をしょって立つスポーツ選手の
プレッシャーははかり知れません…。
(↑弥彦の記事みたら「レースが終わった後は彼らと一杯飲みたいものだ」とか言ってますが。笑)
🐣
はてさて、恋のエピソードも…
恋のテーマは「自転車節」なんですね。
今回随所に流れておりました。
1、スヤさんの嫁入りの話を聞いて、
汽車おっかけ自転車爆走を
回想するシーン。
2、美川と小梅の
間抜けなおいかけっこのときは、
ちょいとポップな自転車節。
3、壮行会で歌う、
四三の音痴な自転車節にのせて
スヤさんの嫁入り…
うわああああん
何これー😭💦✨
泣いてまうやろー
切ない。切なすぎる。
別に、悲劇的ではないのよ。
スヤさん、玉の輿だし、
相手の家からも望まれて、
大事にされそうだし、
彼女も池部家が嫌ではないと思う。
でも、心の中ではひそかに想う人がいて…
ただそれを叶えることはできない、
とわかっているから、
駄々をこねることはない。
黙って、親の望むように結婚する。
四三も同じ。
自分の「分」を重々承知していて、
心の奥底は秘めたまま。
ああ…今まで、どれだけの花嫁が、
かなわない思いを祝いの杯とともに
飲み込んだのか…
昔の結婚の描写を見るたび、
切なくなります。
はい、ここ泣き4回目!
播磨屋さんに、
日の丸ユニフォームをもらう四三。
NHKの子役のレベル、高すぎ。
ここ、泣き5回目。
その流れから、
「弥彦は三島家の恥」とか言いつつ
何か縫い物をしている三島母。
あ、あかん、このフラグ…
ハンカチではあかん。
タ、タオル取ってくる。
はい、そして。そうですね。
泣き6回目。大泣きポイント。
四三と弥彦、お見送りの新橋駅。
弥太郎「こら、弥彦ー!母上にちゃんと
あいさつせんかー!」
兄上…
「俺に断りもせんと!」とかじゃないのね、母上にあいさつしないことを怒るのね…
うう…泣ける…
弥彦「精一杯戦ってきます」
母「当たり前じゃ。おまんさんは、
三島家の誇りなんじゃから」
(手縫いのユニフォームを渡す)
「弥彦、体は、大事にしやんせ」
汽車の窓から手をふる弥彦。
最後の方は「母上」ではなく、
「母さーん」と呼んでいました。
いや、もうこれアカンやろ。
号泣やわ。号泣。😭😭😭💦
白石加代子さんの演技も素晴らしいし、
もう…✨
もーほんまありがとうございます!
言葉が出てこないから
とりあえずお礼言う。笑
で、その美しき親子のやりとりの奥で…
引きとめられているジゴロー先生・笑
いやもうオチまで完璧やん、
なにこれ、ありがとうございます!
とりあえずお礼言う。
いやー45分間で6回も泣かされたけど!
もーほんま、ありがとうございます!✨
いやもう、お礼言うしかないで、こんなん!
来週も楽しみやー!
おぐら草紙
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