今日もまた泣いてしまった…😭✨
え?どこでかって?
それがまさかの紀行。
本編ではないおまけコーナー!
どこが泣きポイントだったのか、
それはまた追ってお話するとして…
とりあえず順にいきましょう、
第9回「さらばシベリア鉄道」!
(もはやタイトル昭和歌謡・笑
なんでもアリなのね)
国家の役人は渡航がなかなか難しいようで、
足どめをくらうジゴロー先生。
オリンピック選手団、団長抜きで
旅が始まります。
四三は女学生にサインを求められ…
「あ、三島さんの(書く)とこ、
空けておいてください!」
こういう時のマジな顔が、
女子の怖いとこですわ・笑
ほなサインもらうの三島だけでええやんって話なんやけどね😅
一応な、もらっときたいんよ、
後々どんな出世して、価値がでるか
わからんしね・笑
女性は非常に夢想的であり現実的な生き物
なのです。
一応、女として、
そう自覚しておりまする(^^;
めっちゃ個人的な趣味で
本編とはまったく関係ないんですけど、
電車の窓に人影が映る、
その情景や趣が好きです。
うわぁーこんなのあるんだぁ
四三の旅日記…✨
クドカン、この史料を読みながら、
いろんな想像をふくらませたこと
だろうな…
身支度に30分かける弥彦😘
そりゃ、部屋に自分の写真飾る人ですから。
このドイツ人の「ヤマモトダマシイ」!
からの「大和魂」。
これがまた、ただの笑いどころに終わらず、後々の感動への伏線になるんだよね。
いやーほんまよくできてる脚本。
そしてまた、
四三の外国人の評価もおもしろいですね!
ドイツ人…堂々
ロシア人…大陸的
米国人…快活、気持ちの浅そうな趣
フランス人…老獪にて分からず
なかなか、的を射ているような…
四三は観察眼の鋭い人だったのかしら🕵️
スヤさんは嫁ぎ先で姑の大竹しのぶに
しごかれています。
「あんたはよく笑う愉快な人だから、
のびのびやってくれていいけれど、
この家にも守ってもらうべき
しきたりがある」
と、姑の手水を持たせます。
水鏡に笑顔…
あーさりげないシーンだけど、
いいなぁ…✨
この人は、姑にしごかれるという
ストレス状況においても、
日常の小さなことに楽しみを見い出せる人
なのだろう。
また、
下に敷いている新聞に四三の記事を見つけ、
さらに笑顔になるスヤさん。
こんな小さなことで、
人は幸せになれます。
一緒にいることだけが幸せではありません。
遠く離れたその人に、
思いを馳せる幸せもあります。
🐣
はい、戻って四三。
えっシベリアで冷水浴してるん?
ヤバくないか?
下手したら死ぬんちゃうんか?
まぁ快便続いてるみたいやから
ええけども!笑
こちらは孝蔵。
これまで宙ぶらりんな立場だったけれど、
ついに、師匠から名前をもらいます。
名前をもらうということは、
命をもらうということ。
高校時代に聞いた、国語の先生の言葉。
いまだに覚えています。
そしてまた、
私はそれを生徒に伝えています。
師匠の教えもいいですね。
「食べるのは好きかい」
「飯を食おうなんて料簡じゃ困る。」
と言って渡された5厘。
志ん生はそれを大切にとってありました。
「咄家なんて、ミズモノだ。
のうのうと暮らせると思うな。
食うことなんか後回しにして、
芸の苦労をしなきゃいけない。
そう、この五厘が教えてくれた。」
沁みるね、五りんくん。
…と、いいつつ、食うし、飲むのね。
またそれもいいな。
🐣
さて、大森夫妻にストックホルム行きを
とられた可児さん&永井さん。
外国人かぶれの大森を笑いますが…
大森氏が肺病を患っている、と
二人に打ち明けるジゴロー先生。
大森氏は、トレーニングについての
研究ノートも作って、
相当な覚悟で監督を引き受けたようです。
「これが彼の大和魂です」
四年後は無理だろうから、オリンピックに
行かせてやってほしいと願い出るアニコ。
これまでの、夫妻のいちゃいちゃハネムーン気分をさんざん見せつけてからの、
この秘密の告白。
うわ、なんだこりゃ、
下げてから上げるやつか。
もはや感動するしかない。
体が弱かった大森氏。
「僕みたいな脆弱な日本人を出さないために、日本人の体格・体位向上を目指してYMCAに入った」
バスケもバレーボールも、自分が日本に持ち帰った。そのことを誇らしげに語る大森。
病弱というハンデはあった。
でも、自分にできることを、
精一杯やったんだね。
そして、妻のアニコはそれを
支えているんだね。
ちょっともう、素敵やないかい!✨
今まで「なんだこの軽薄な感じの夫婦は」
とか思ってたよぅ!
まんまとクドカンの罠にはまっていたよぅ!
ごめんなさい!
永井先生ばりに謝ります!😣💦
四六時中顔を付き合わせて
ギスギスしていた四三と弥彦。
お酒の力もあってか、
うちとけ、絆を深めたようで…
験(しるし)なき ものを思はずは
一杯(ひとつき)の 濁れる酒を
飲むべくあるらし
万葉集から、「酒を讃(ほ)むる歌 十三首」のうちの一首。
「考えてもしょうがないことを
うじうじ悩んでないで、
まぁ一杯やろうや!」
といった歌です。
非常に朗らかです。古来から、
人は酒に助けられてきたのでしょうね。
人間は小さくて、酒の力は偉大です。
万葉集の頃の人間は、
己の存在の卑小なことと、世界の大きさを、きっちりわかっておりました。
だからこそ、
明るく、賢く生きることができる。
二人とも、いい顔してるぅ💕
この時、天狗倶楽部エールを
リクエストする四三がミーハーっぽくて
ちょっとかわいかった・笑
🐣
そしてついにストックホルム到着!
弥彦「ここで走るのだね…」
足袋でこのスタジアムの芝生を踏みしめたのは、やはり四三が、はじめてだろうか…
二人ともがんばってー!!
🐣
さて、本編終わって紀行。
「いだてん劇場」、 なんや軽いわ―
このノリ…と思いつつ、大森夫妻の情熱的な恋愛について見ていたら…
どーん!
これや、これ!
この絵を見た瞬間、涙が流れてきたのよ!
画家のアニコが描いた、大森の肖像画。
どこか「キリストに似ている」という
大森兵蔵。その横顔に、憂いとあたたかさを湛えています。
描き手のモデルへの愛情が、
この絵から瞬時に伝わってきて、
泣いちゃったんだよ。
絵はほんと、言外に語るんだよな、
作家の心の投影なんだ。
あー涙もろくなってきたなぁ…
先週に引き続き泣かされてしまった
おぐらです。
「はじめてのおつかい」は
泣きすぎて疲れるのでかえって見ません、
おぐらです。
それでは、また~
おぐら草紙
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